ぱっちんのお道具箱

アラフォー男に子供が誕生!「理想の」マイホーム購入を夢見て色々なことに取り組みます。

新入社員への対応の仕方が年々難しくなってるって聞くけど、それって外部から刷り込まれた勘違いじゃないのか?

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「年々、新入社員への対応が難しくなってる!」

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行きつけの美容院の担当者(店長)の話はこの一言から始まりました。

 

あいづちを打ちながら聞いていますと、新人らしき女の子に

 

「バリカン6ミリで持ってきて!」

 

と指示を出しました。

 

その新人が持ってきたバリカンを見ながら

 

「は~・・・」

 

とため息を一つ。

 

どうしたのかと聞くとどうやら間違った幅のバリカンを持ってきていたようで

 

「うん!これじゃないね。もう一度6ミリのバリカンお願いできるかな?」

 

と再び伝えていた。

 

驚きました!!

 

何がかと言いますと、この店長は私と同い年なのですが夜遅くに大勢でバイクで走っている人たちを見つけると車から降りて

 

「うるさいからバイク押して帰って!」

 

とさらっと言うような人ですので、長い付き合いの中でこんな言葉が出ることが信じれませんでした。

 

「大人になったな!」

 

といいますと、

 

「この前、新人が入ってくることになったときに会社全体で研修があってこれからの新人への対応は【おひたし】でするように!」

 

との通達があったとのこと。

 

「おひたし」

 

 

「おひたし???」

 

お:怒らない

ひ:否定しない

た:助ける

し:指示する

 

の略語とのこと。

 

時代は変わったなと思いました。

 

 

 それから数日後

  

ある問屋さんより同行営業の依頼が来ましたので商談先に向かいました。

 

 

商談先に到着するといつもの担当者のとなりにフレッシュな青年が立っていました。

 

明らかに新入社員だとわかりましたので、まずはご挨拶と名刺交換。

 

「新入社員の〇〇です。本日は宜しくお願い致します。」

 

挨拶も名刺交換もしっかり出来ていると思っていたので、新人さんが少し離れたときに

 

「よく出来ているね」

 

と言いますと

 

「いや~。気を遣いっぱなしで大変ですよ!」

 

と担当者は言う。続けて

 

「ちょっと今日は営業を教えてやってもらいたいんですよ!」

 

と言ってきたので、どういうことかと思いながらも

 

「わかりました」

 

と言いました。

 

商談先ではいつものように営業を行ったが、何かいつもと違う違和感が・・・

 

そういえば!

 

担当者が全く商談に入ってこない。私の話を聞きながらうなずいているだけだと気づきました。

 

無事商談も終わり、帰り始めた時に担当者から

 

「今日はありがとうございました」

 

と言われましたので思わず

 

「今日は変でしたよ。一言も話さずに」

 

と言ってしまいました。すると、

 

「新入社員の扱い方がわからないので、いつものようなスタイルを出すとどう思ってしまうかなと心配になって」

 

とのこと。

 

やはり年々新入社員の扱い方は難しくなってるんだと思ってしまいました。

 

その後、担当者が車を取りに行くと場を離れた時に、新入社員から

 

「今日はありがとうございました。勉強になりました。先輩や上司は何か自分に気を遣ってか何も言ってくれないんです。自分は向いてないから相手にしてもらえないんだと思ってます。」

 

と言ってきたんです。

 

その時、思いました!

 

これってお互い不幸になってる。時代は変わっても人はそんなにすぐには変わらない。逆にいろいろな外部からの刷り込みでそう思い込んでしまっているだけ。

 

もちろん!担当者にはちゃんと伝えました。

 

あと一人、伝えないといけない人間がいます。

 

忘れてません。

 

店長です。

 

髪は切ったばかりなのですが、仕方ない。友人の為だと思い、ちょっとだけ切ってもらうことにしました。

 

新人さんの気持ちを確かめるために、シャンプー指名をして。

 

やはりこの前の新入社員と同じ思いだと思いましたので、ちゃんと店長に伝えました。

  

「おひたし」は間違ってないと思うけど、捉え方を変えた方が良いと!

 

お:怒らない→感情で怒るのはNG、しっかりと相手に意味が伝わるよう叱る

ひ:否定しない→これはいつの時代でも一緒。頭ごなしに否定されてモチベーションが上がる人はいない。こうすればどうなってたかとか相手に考えさせる

た:助ける、し:指示する→ひとまとめにして、手を引っ張ってあげて自分と同じところまで連れて行く。そうすれば出来るようになったことに必ず感謝するし、自分の力になってくれる

 

最後に

 

 

私自身、最近の若い子たちの考え方や話し言葉一つとっても理解出来ないことは多々あります。

 

ただ!しっかりと向き合って教育すれば必ず成長するということはいつの時代も変わらないと強く感じました。

 

新入社員を教育される立場の方達に、もっと新入社員に向き合って頂ければ状況は激変しますということを知って頂けたらと思います。

 

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